CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
始まりも終わりも無いコミュニケーション
On Off and Beyond: AOLの涙を読んで。

 渡辺千賀さんのブログでEconomistのIT特集が取り上げられています。


 AOLのCD-ROMの話も面白いのですが、個人的に気になったのがVoIPについての記事。

電話のように「話し始め・話し終わり」が明快にあるものではなく、ambient communicationとなる、と。常時接続した状態で、話があると、ぱらぱらとテキストのインスタントメッセージのやり取りが始まり、ヒートアップしてくるとワイワイみんなで音声で話し合い、まただんだん静かになる。リアルなオフィスのような状態になるわけだ。


 ブロードバンドで常時接続が当然になると、現在のIMのような始まりも終わりも明確でない隣の席との雑談のようなコミュニケーションが、増えてくるようになるそうです。


 そういえばと思い出したのが、先日取り上げた松村さんの「脳を繋ぐテキストチャット、空間を繋ぐビデオチャット」という記事と、Skypeの初期に導入事例として書かれていたある人のブログ。

 その人は、誰もいないデータセンターに出かけて行って作業することが多い仕事なんだそうですが、それまではトラブルに遭遇したり分からないことが発生するたびにオフィスの同僚に携帯電話で電話をして聞いていたそうです。

 しかしSkypeを使うようになってからは、その同僚とつなぎっぱなし。
 データセンターだから回線状態も良好だし。
 無言で作業をお互い続けながら、質問があるたびに「ちょっといい?」とまるで隣にいるかのように作業を続けることができる、と喜んでいました。

 それを読んだときは「特殊な事例だなぁ」と思っていたのですが、今回のような記事を読むとそうでもなさそうです。
(ちなみに、昔Goodpicの金子さんが「Skypeは友達ルーター」という記事を書いていたのを思い出しました。ちょっと視点は違いますが、イメージは友達ルーターですね。)


 私は昔IT系のコンサルで、フリーアドレスのオフィスで働いていたことがあります。その会社では自分の席が決まっておらず、それどころか自宅作業もOK。
 ただ、もちろん打ち合わせがしたければ会社に出てこざるを得ないですし、そもそも自宅作業を本当にしているかもあいまいだったように記憶しています。

 こういう新しいコミュニケーション手段が増えてくると、ああいう働き方ももっと効率的に支援できそうです。
 先日書いたどこでも仕事ができる未来というのにもつながるのかもしれないなぁとぼんやり思いました。
 

 まぁ、個人的には渡辺千賀さんと同様、「そんなみんなにつながってる状態は鬱陶しいなぁ」と思いますが。
| IP電話 | 23:57 | - | trackbacks(3) |
スカイプは電話市場を消滅させる?
 スカイプとライブドアの提携報道以降、スカイプの今後の展開がどうも気になって仕方ありません。


 スカイプのすごさは今更取り上げるまでも無いとは思いますが、CEOのセンストロム氏の「これからの電話はソフトウェアになる」という発言が実に印象的でした。

 今までの電話事業の常識は、あくまでケーブルとセットというインフラ事業でした。
 それがブロードバンド回線が各家庭に引き込まれたことによって、電話はソフトウェアだけで無料で利用できるものになってしまったわけです。

 まぁ、冷静に考えるとメールもメッセンジャーも無料だったわけで。
 良くここまで持ったと考えるのが正しいのかもしれません。


 そんな中ではっとさせられたのがスカイプの経営方針です。

 これまで一般的な通信事業者は全てARPU(Average Revenue Per User)とよばれる顧客一人あたりの収入を指標にしていました。
 例えば携帯電話なら一般の人が支払うお金の平均が月6000円なのか1万円なのか。
 
 つまり、できるだけ全ての人から少しずつでも多くお金を取るというのが指標だったわけです。


 これに対し、スカイプはARPE(Average Revenue Per Employee)を指標とする、とはっきり宣言していました。
 利用者が何人いるかは全く関係なく、社員一人がいくら稼ぐかを指標としているわけです。

 この考え方は、Yahoo!やGoogleにも通じるところがあるんだそうですが、これは既存通信事業者からすると、とんでもないパラダイムシフトになります。
 スカイプからすると既存の電話市場がどれぐらいのサイズだとか、一般的な利用者の月電話料とかは全く興味が無いわけで、自分たちが利益のでるレベルであれば、産業全体のサイズが小さくなってもお構いなしというわけです。


 ちなみに、スカイプには正社員が全世界で70名程度しかいません。 
 日本にはたったの二人です。

 日本の電話市場が数兆円から仮に百分の1、千分の1になろうとも、スカイプからすると全く痛くも痒くもないわけです。
 これを破壊的イノベーションといわずして何を言うのでしょう?

 スカイプによって、電話がメールと同じ無料のコミュニケーション手段になってしまうのも、時間の問題のような気がしてしまいました。

 にもかかわらず、佐々木さんの「Skypeは戦争を巻き起こすか」という記事では、NTTの幹部の「Skype? そんなものには興味はないね。いま最大の危機はソフトバンク。対孫正義攻略が、第一だ」という発言が紹介されていますが、そんなこと言ってると、結構洒落にならないことになるんじゃないかなぁ・・・という気がしてしまいます。

 さぁどうなるんでしょう?
 

 なお、メタミX!の増田さんがスカイプのファンサイトを開設されたそうですので、興味のある人は参加されてみてはいかがでしょう。
| IP電話 | 23:15 | - | trackbacks(30) |
すべてのVoIPソフトに“電話番号”を付けるP2Pソフト を読んで
すべてのVoIPソフトに“電話番号”を付けるP2Pソフト「Peerio GNUP」 を読んで。

 なんだか技術的な仕組みはぜんぜん良くわかりませんが、すごそうです。


 PCを使って電話をかけられるソフトフォンの課題としては、良く電話を受けられないことが上げられます。
 ソフトフォンでは電話が受けられない→だから結局別で電話機を用意しないといけない→それなら別に電話機使うよ。

 というパターンですね。


 ところが、このソフトはほとんど全てのソフトフォンに普通の電話機から電話することのできる番号を付与できてしまうようです。
 もちろん電話番号体系によっては慣れないうちは浸透しないかもしれませんが、結局今の携帯電話なんかはアドレス帳に一度登録してしまえばいちいち番号を打つ必要がないので、案外使われるようになるかもしれません。

 もちろんPC依存のソフトフォンはPCの起動状況にも影響されますし、使う人が電話にちゃんと気づいてすぐに応答できるかという課題もいろいろあるので、留守番電話サービスなり転送機能なりは必要になってくると思いますが、一つの大きな流れにはなってくると思います。


 近日中にSkypeも一般電話から着信できるSkypeInというサービスを開始するという話もありますから、何が最終的に普及するのか分かりませんが、もうすぐ本当に音声通話がほぼ無料になる世界がやってきそうです。

 あとは携帯電話かな、やっぱり。
| IP電話 | 23:23 | comments(8) | trackbacks(27) |
[IP電話]NTT Com、法人向けIP電話で番号ポータビリティサービスを開始 を読んで
NTT Com、法人向けIP電話で番号ポータビリティサービスを開始を読んで。 

 う〜〜ん、最近のIP電話関連のサービスは、本当に言葉が複雑でよく分からない。


 そもそもこんなつまらないニュース取り上げなければ良いじゃないかという声も聞こえてきそうだが、クリップしてしまって悔しいので書くことにする。

 最初タイトルだけを読んだときは、「お、日本もいよいよ米国みたいに番号を携帯とかにそのまま移行できるサービスが始まるのか?」とか思ってしまったが、どうも違うようだ。
(まぁそんなの冷静に考えたら規制も変わってないのに一社が急に始められるわけないんだけれど)

 要は、今使っている電話番号そのままでIP電話の世界に移行できますよ。ということだ。
 でもそのためには1番号あたり月額525円払ってください、と。

 でも、IP電話に移行するのってコストダウンが主目的のはずなのに追加料金払うのか・・・?
 結局、既存の電話をIP電話に変更した際に、月額525円を払う以上のコストメリットが出る企業が導入するということだろうか?

 なんだかIP電話の登場によって、電話サービスまわりのコストダウンはますます魑魅魍魎の世界になってきている気がする。企業の総務担当の人はさぞかし混乱していることだろう。
 昔は電話料金表を見比べればほとんど話は終わっていたはずなのに・・・


 ん?ちょっと待てよ。
 なんだかこれってどっかの業界に似てきてるな。

 生命保険とか。
 税金の確定申告とか。
 年金問題とか。

 なんだか話をややこしくして、人手を介さないと問題解決できないように業界を持っていくのって、よくある話のような気がしてしまう。
 (アクセス回線事業をやれないNTT Comの難しいところでもあるのだとは思うが)

 
 でも振り返ると、一方ではソフトバンクも着々と光ファイバ回線を利用した法人向けIP電話サービスなど、企業向けサービスの準備を続けていたりする。

 そういえば、ソフトバンクがIP電話サービスを始めたときには、IP電話サービスは月額追加料金とか追加で機器購入とかが常識だった。
 そこにソフトバンクは普通の電話がそのまま使えて、利用者間は無料で全国一律という、非常に分かりやすいサービスで参入したように記憶している。

 う〜〜ん、企業の総務担当さんも、ソフトバンクが企業向けに分かりやすいサービスを出したら、魅力を感じてしまうんじゃないだろうか。

 それとも、自分が通信業界を離れて久しいから知識がついていけてないだけなのかなぁ・・・
| IP電話 | 08:15 | comments(0) | trackbacks(31) |
[IP電話]他社ISPでも使える050対応のIPテレビ電話 を読んで
BroadBand Watch 他社ISPでも使える050対応のIPテレビ電話を読んで。

 最初清水さんがご自分のブログで予告をされていたのを読んだときには、正直な話何が凄いのか良く分からなかった。

 
 PCにソフトをインストールして使うタイプのソフトフォンなら既に世の中にはたくさんある。ISP限定のIP電話サービスやテレビ電話サービスも同様だ。
 最初はこのドットフォンパーソナルVも同じようなものだとしか理解できなかった。

 だが、この記事を良く読むとどうも違うようだ。

 現在のISP及びIP電話の世界は異様に複雑になっている。
 Yahoo!BBのようなすべて自社提供(正確には足回り回線はNTTの場合が多いが)の一部事業者を除くと、大抵のISPではサービス提供事業者は3社以上が関係することが少なくない。

 足回り回線をNTT地域会社、ADSLサービス自体はイーアクセスやアッカ、公衆IP電話網はNTTcomやKDDI、ぷらら、ISPサービスにOCN,Niftyと、複雑なことこの上ない。
 IP電話サービスの最大の特徴である「利用者間無料」のメリットを得るためには、私たちは友達や家族に利用しているISP事業者ではなく、公衆IP電話網を聞かなければいけない。これは既存のISPの大きなハンデになっている。

 Yahoo!BBの利用者同士なら、問答無用で利用者間無料になるのが、それ以外のISP網ではお互いに相互接続状況表を引っ張り出してこないといけないわけだ。

 ISPにこだわらずに(正確には結局相互乗り入れISPだけだろうが)利用者間無料通話の効果を得るIP電話としては、確かに意欲的な取り組みだ。

 さて、問題はこの仕組みをPC以外に展開することができるかどうかだろう。
 せっかく050番号をつけることができても、片側がPCの限り24時間お互いに気軽に電話というわけにはいかない。
 かといって長距離通信事業者であるNTTcomの立場からすると、あまりドラスティックにことを進めるのも辛いところだろう。
 
 清水さんの指摘のとおりライブドアあたりが出てきそうな気もするが・・・
 ある程度仕組みが固まったかに見えたIP電話サービスだが、やはりまだまだ大きな動きがありそうだ。
| IP電話 | 08:25 | comments(2) | trackbacks(26) |
| 1/3PAGES | >>